中二で不登校になったとき、周りは誰も責めなかった
こんにちは、mukuです。
私はまだ中二病を引きずっていると思う。
周りの友人たちもまだ抜け出していない子が多いし、それでも社会に出て、自立できているんだから、誰からもとやかく言われる筋合いはないはず。
ただ、世間から見ると、中二病はとても痛い子らしい。
私は中学生の時、その中二病をこじらせたあげくに、不登校になった。
いじめにあったわけでも、家庭環境が悪かったわけでもない。
ただ、「学校に行く意味」がわからなくなり、その明確な答えすら無いのに、通うことなんてできないと思ったのだ。
小・中学生と勉強もそこそこでき、まじめで、顔もそこそこ(←自分で言うなし)だった私は、学年一のイケてるグループに入ったりもしていた。
それが、中学二年生になったある日、ふと疑問が頭をよぎった。
「なぜ、同じ服を着て、同じ行動をするのだろう」
「なぜ、みんなはそんなことにも疑問を持たないのだろう」
「こんな行動をする意味は何なんだろう」
典型的な中二病。
当時、両親、家族、塾の先生、みんなに聞いたけど、納得のいく答えがでない。
ますます混乱していく私。
混乱する頭でどうにか学校へ行こうとするも、どうしても行けない。
学校が見えてくると泣きたくなる。
家から出られない。
こうして、私は学校に行かなくなった。
学校に行かなくなった私を誰も責めなかった。
両親、塾の先生、学校の担任、みんな「そう決めたのなら」と受け入れてくれた。
それは、とても有難いことだったけど、それでも「中学に行っていない14才」という自分には劣等感を感じていた。